頭にお花を咲かせて街を練り歩くというハッピーな苦行について
なぜわたしは頭から花を咲かせるに至ったのか。
今回初めて開催するちばアートフェス(11月23日千葉中央公園にて)、最重要課題はとにかく人を集めるということ。人を集めるには宣伝をしなければなりません。しかしこのフェス、営利目的ではないので予算が必要最低限しかない、だから宣伝費なんてもんはありません。金がかからず最も効率の良い宣伝方法は何か。
サンドイッチマンでしょ。
街で開催する祭りですから、対象は無差別。ネットではどうしても限定される層がある。これしかないと思いました。
イメージはチンドン屋さんです。いまでも稀に見ますね。基本和服で太鼓とか鳴らして開店セールなんかを宣伝する生業。ただ単にサンドイッチマンをするとマンションの広告かなんかでスーツ着てその場でじっとしている人みたいになってしまいますから、とにかく目立つ必要がある。
街頭での宣伝活動を必ず開始する日時を決めていたので、それまでに目立つ格好を考えなければ。着ぐるみ?変装?仮面?化粧?腕を5mくらいに伸ばす?錯綜する脳内。当て所なく歩くショッピングモール。開始の期日は数時間後に迫る。とにかく遠くから見ても目立つものを、、、首長族?そしてたどり着いたダイソー(100均)。そこでもまたうろうろ。そんな中、目に着いたのが造花。あら綺麗、出来もなかなかよい、まるで本物。これを身に付けたい!帽子に刺そうかしら、ということで帽子を探すもダイソーには子供用の帽子と麦わら帽をまっぷたつに割って布をつけた農作業とかで被るアレしかない。万事休す。いやまて、被れるならなんでもよい。問題はちゃんと花を刺せるかどうかだ。そこで見つけたのが鉢(プラスチック)。頭にそこそこフィットしつつちょうど水抜きのための小穴が無数に空いていて、これはもうお花をさして被るためにあるものとしか思えない!
そんなこんなで完成したスタイルでもって今まで3度ほど、千葉駅周辺を練り歩いてきました。案外みなさん優しく声をかけてくださいます。ありがとうございます。街の変なおじさんとしてちゃんと認定されるまで頑張りたい所存です。
予告
フェスで利用する公園の装飾に関することでツイキャスをやります。多分21日の深夜に。クリエイター、デコやってる方、前衛芸術家をはじめとするみなさまのご視聴とご協力をおまちしております。
募集
引き続き、作品の展示販売ブース受け付け中です。
こちらにエントリーフォームがあります→Chibaartfes
ちばアートフェス開催まであと64日。