主にライブハウスのスケジュールを組み立てることで生計をおっ立てている人の日記

吉村 学通称ダッシー/昭和56年2月16日生まれ水瓶座O型/Chiba Fes企画室代表/ライブハウス千葉ANGAブッキングマネージャーの日記

心のクセあるいは脊髄反射的な

癖というものは当の本人こそが気づかないものであるがゆえに、

 

「なくて七癖、あって四十八癖」

 

などと圧倒的数値を叩き出しているようですが、実際この諺を記すにあたって自身「あって〜」何癖だったかな?とウェブ検索をかけると先のごとく48ということで、想像以上に多いなと感じた次第ですが、殊更心や思考など内面に生じる癖というものは、当然側から見ても外観でわからないものであります。

 

自分も怒られたら怖がる、という条件反射に対して、一旦その内面に生じた感情を俯瞰し、結果表出されるものを保留する、というヤリ口をいつ習得したのかは定かではありません。対人においては感情の全面的な押し出しに代表される出来事は、衝撃的である程咄嗟の反応に流されがちであり、結果他に取り得た反応を蔑ろにしてしまう。

 

これついて僕はかつてお仕事や笑いというコミュニケーショにおいて悶々と悩んでおりました。文化や詳細な内容は一旦置いておいて、『笑い』というものは発想力、つまり状況に対する反応や受け答えの中で、選択肢の柔軟さや大胆さにおいて、予想を超える事が重要である、選択肢は多い方が良い、ということであります。生まれ育ち培ってきた咄嗟の反応は得てして一つの反応を選択しがちではないでしょうか。「そんな話も冗談で返しちゃうの?!」驚きなどから自分の選択の幅の狭さを痛感した経験を重ねてきました。

 

まずは脊髄反射的な反応をしているかどうかを自分で把握することが初めの一歩です。

 

これが胆力と呼ばれるものや「あらゆる場面で落ち着いているね…」と評価されるものになっていくのでしょう。会話での失敗が減り、心が楽になります。癖を手放しましょう。仏教用語で言う「融通無碍」というやつです。

 

 

この本は読んだ事ないです。