バンドの解散は嫌いだが
大事なお知らせがあります。
って出た瞬間身構えますよね。バンドの解散理由は千差万別、各自事情があるわけで、のっぴきならない場合もあるでしょう。転勤とかね。でも多分解散理由ナンバーワン(個人的感覚)はモチベーションの違い。どんなビジョンを目指すか、その個人差によって、己がつぎ込めるリソースが自ずと決まってくる。そこがメンバー間で乖離してくると、なんでオレばっかり苦労しているのだろう、あいつは何にもやってないのに、みたいなゾーンに突入してしまうわけですね。
僕は人と人はすべて話せば分かり合えるとは思っていないし、根性論精神論とも距離のある人間ですが、ちょっとまって解散を言うバンドのみんな、どこまで話し合ったの話し合ってないの、という気持ちが沸き上がるもので、話し合いの深度にそれぞれとても幅があると見ております。
だから、解散しそうなバンドのみなさん、一時の感情に左右されていませんか。おちついて何が原因か考えてみてください。それについて話し合うことはできませんか。(こんな風なことを昔下北沢屋根裏の店長さんに解散を告げた時に言われた。当時若かった僕はそれを全力でスルー。)
でも言いづらいことって色々ありますよね。あいつのあの考え方が嫌だとか。小さなことなんだけどどうしても気になる。あるいは逆に言い過ぎてしまう人もいるかも。
ちなみに僕が所属したバンドの顛末はサポートなどを除くと、なんとなく解雇1、自然消滅1、解散1、脱退3、死別1、継続中1です。